42円物件のメリットやデメリット

現在の太陽光発電投資において、最高の投資項目とさえ言われる42円物件。

多くの方が売電投資を計画される場合に、まず入手を目標とされるのがこの42円物件です。

しかし、気になるのは42円物件取得後のメリットだけではなく、デメリットや取得に関する裏事情を徹底解説します。

42円物件の購入ニーズの背景に大きなメリット

42円物件は著しい購入ニーズがあり、その背景には非常に安定した収益性のメリットがあるからです。

現在、新規に発電事業申請してもこれほど高い売電価格を認定してもらえません。

42円物件は20年間最高価格での買取補償がある

また、1日当たり10キロワット以上の発電をする産業用発電になりますと、20年間は電力会社が電力を買取る事を国が約束しています。

このため、売電価格設定が最高額である42円物件の取得は、発電を長期で進めることでは最高の収益性が期待できるのは間違いありません。

42円物件は現時点で元手がなくても投資スタート可能

42円物件という価値の高い投資項目は、通常からすると元手がかなり掛かるのは言うまでもありません。

しかし、安定した収益性は金融機関もお墨付きなことがほとんどで、元手がなくても融資をしてくれることも少なくないのです。

これにより、資金の少ない投資家も比較的スタートしやすいと言えるでしょう。

ちなみに、2016年現在では42物件の争奪戦が激しい為、現金を持っている方から優先に取得している状況を見ると、42円物件に限っては多少の元手は必要といえるでしょう。

42円物件が急速に注目されだした理由とは?

しかし、42円物件は2012年に認可されたものですが国が太陽光発電を普及させる為に行なった「火付け」のような効果を狙ったもので、感の鋭い投資家は大規模に購入に走りました。

しかし当時は太陽光発電の設備単価も高かったので、設備単価が安くなった今の方が更に人気が出てきた傾向にあります。

また、それ以外にも切実な事情が存在していたのです。

発電稼働していない土地は認定剥奪のリスクがある

2012年に42円物件を取得した方の多くは、設備があまりに高かったので用地を放置していた方も少なくありませんでした。

しかし、なかなか普及しない現状に風穴を開けるために、国は稼働しないままの物件は認定をはく奪する方針を打ち出したのです。

これにより多くの投資家は焦り、とりあえず設備価格がある程度下がったころを見計らって稼働を始めたと言えます。

42円物件の運営にも隠れたデメリットが存在する?

42円物件の運営にも隠れたデメリットが存在する?

それでも、パーフェクトに見える42円物件については隠れたデメリットが存在していまして、物件によっては意外に収益を圧迫しているケースもあるのです。

これはどのような状況なのでしょうか?

早く稼働させた42円物件ほど維持費が高くついている

上述のように2012年段階では設備導入費用も高止まりしていた時期で、いち早く稼働した物件では初期投資費用やメンテナンス費用もかさんで維持費も高いケースがよく見られました。

現在ではかなり安くなっているパーツでも、数年違うだけで利食いの原因となる状況が初期の42円物件では大いに見られました。

42円物件では想定もしない設備の故障も?

また、現在人気の土地設備付きの物件となると取得後にスムーズに発電が始められるメリットはあるものの、その設備自体の質に対しては稼働を焦るあまりに意外に無頓着な投資家も多いのです。

この結果、稼働後に想定外の設備故障に見舞われることもあり、このトラブルが早期から発生しますと長期収益にも大きな影を落とします。

42円物件と36円物件の取得で迷った場合は?

それでも、42円物件はまだまだ人気が高いのですが、近年は少し安い売電単価の36円物件も注目され始めています。

物件取得について、この36円物件と比較した場合に、42円物件とどちらを選ぶか迷うこともあるのでしょうが、ここではそれに関するアドバイスを述べることにしましょう。

実現可能性と初期開始コストを比較してみる

42円と36円物件では現状では取得できる難度が大いに異なり、発電を実現させるまでの可能性も大きく差があります。

また、36円でも条件や初期費用によっては、42円よりも採算性が高いこともあるので総合的にコストを比較していずれかの取得を決めなければなりません。

信頼ある仲介に収益シミュレーションしてもらう

しかし、収益性や運営コストを自分でシミュレーションするのは非常に難しいので、信頼ある仲介業者にあらかじめ算定してもらう方法もあります。

仲介はあくまで42円物件のあっせんに徹する感じもしますが、太陽光投資について知名度の高い仲介はビギナーでも収益算定を確実に進めてくれるのでぜひ利用しましょう。